【祝・優勝】

9月18日(日)に第75回山梨県体育祭り夏秋大会が実施され、剣道競技・市の部において甲府市が優勝しました。

この日、次鋒で出場した山城剣友会OBの三井伶恩先輩は、なんと全勝でチームを優勝に導きました。
おめでとうございます‼️

ハンドルを握ると人格が変わるドライバーは聞いたことがありますが、伶恩先輩はひとたび竹刀を握ると正に別人に変身です。
普段の優しいお兄さんのイメージからは想像できないくらいです。
でもその切り替えが大切なのかもしれません。

道場に来た時は自分の稽古だけではなく、子供達にも熱心に指導してくれるので、中学生も小学生もこぞって伶恩先輩の所に並びます。本当にありがたいことです。

今後もますますのご活躍をお祈りしています‼️


ワンチーム

9月19日(月)、横浜武道館に於いて、神奈川県剣道道場連盟創立50周年記念剣道大会が開催されました。
神奈川県内の51団体と関東近県から25団体、合計76団体が参加した大きな大会です。

剣道の試合は3人〜5人制で、小学生は小学生、中学生は中学生といった同年代の枠で行われることが一般的です。
しかしこの大会は小中学生、高校大学一般の選手7人でチームが構成される特殊な形。山城剣友会からも11歳から40ウン歳の選手がワンチームとして出場です。

こんな試合もおもしろい!
だって普段稽古をつけていただているOBの先輩や先生方の試合を、子供達がチームの一員として間近で見られる機会なんて殆どないし、先鋒の子供から回ってくる襷を先輩達が受け取って、大将の先生まで繋ぐこともそうそうないからです。

そういう意味でも貴重な機会だったし、ある意味、老若男女全ての人達が対等に楽しめる、という剣道の醍醐味が凝縮されたような大会でした。
この年齢の幅の選手がワンチームとなり試合ができるなんて、小さな声で言いますが、他のスポーツ(厳密には剣道は武道ですが)にはなかなかないことかな、と思います。

また、一緒に稽古を積み、同じ時間を共有した仲間は年齢や性別に関係なく、ずっと長く繋がっていくような気がします。
子供達が成長して進学や就職で離れ離れになっても、まるで兄弟みたいにいつもどこかで仲間を気にかけたり、苦しかった稽古の思い出を笑い話にしたり、あの時の試合はこうだったと昔を振り返って盛り上がったりするのです。
こういう繋がりってすごく尊い。

そんなことを感じた一日でした。

それにしても県外の選手のスピードの速いこと。技の多さにも圧倒されます。
こんなふうに県外の選手の試合を見て刺激を受けることはとても大切。
この日、会場の雰囲気にのまれて緊張のあまり一言も口をきかなかったウチの小学生男子‼︎君は特にもっと頑張りなさいwww

この日は残念ながら一回戦で敗退。
早々に会場を後にしたので、帰りのSAでゆーっくり休憩時間を取っても夕方の稽古にはちゃーんと間に合いまして、息つく間もなく道場に向かったのでした。

選手を始め、応援に行ったご父兄、会場に駆けつけてくれたOB、皆さんお疲れ様でした。


夏といえば

【夏といえば】
スイカ!
先日、岡先生が「来週みんなでスイカを食べるぞ!」と言いました。

次の月曜日、稽古を少し早目に切りあげてみんなでスイカを食べました。
役員のお母さん達が大きなスイカをざくざくと切り分けてくれます。

子供達は「おいしい!」「あまーい!」「黄色いスイカもある!初めて食べる〜」などと言いながら、嬉しそうにスイカにかぶりついていました。
こんなに食べ切れるかなぁ、と思うくらいたくさんあったスイカは全て売り切れです。

なんであんなにおいしかったか。

汗をかいた後のスイカが格別だっただけではありません。
ちょっと高級なスイカを奮発したからでもありません。

なぜなら、コロナ禍で行事や大会の中止が続く中「何かひとつでも子供達の楽しみや思い出になることをしてやりたい。」
そんなふうに考えて、企画してくださった岡先生の思いと、機会があれば山城の子供達に食べさせてやりたいと考えていた奥様が、種を蒔き育ててくれた愛情のこもったスイカがあったからです。

岡先生ご夫妻は山城の子供達のこと大切に思い、常に気にかけてくださっています。なにより子供達一人一人を本当によく見てくださっています。いつもと少しでも様子が違えばすぐに気づき、声をかけておられるのが何よりの証です。

この日、スイカを頬張っていた子供達はまだ分からないかもしれないけど、いつか大人になり、この日食べたスイカの甘さを懐かしく思い出す時がきたら、きっと岡先生ご夫妻の大きな愛情に気づくことでしょう。

子供達は今日も暑さに負けず稽古に励んでいます!


7月17日(日)に全国道場小・中学生剣道選手権大会山梨予選が開催されました。

7月17日(日)に全国道場小・中学生剣道選手権大会山梨予選が開催されました。

当剣友会からは小学生男子・女子、中学生男子・女子の部でそれぞれの代表が各1名ずつ出場し、小学生女子の部で3位入賞となりました。おめでとうございます。

残念ながら代表の切符を手にすることはできませんでしたが、それはまた次のチャンスに期待するとして…。

さぁ稽古稽古!
結局のところ、どんな素晴らしいアスリートもスター選手も
華やかな舞台の裏ではひたすらに練習を重ね、周りの誰よりも努力しているのです。そのことに例外はないのです。


その手に何を掴んだか

6月26日、第49回甲府市スポーツ少年団学年別剣道選手権大会が開催されました。

当剣友会からは、小学2年生から6年生までの14名が参加。この大会がデビュー戦という子もいる中、6名の子供達が入賞を果たしました。おめでとうございました。

緊張してわけが分からないうちに終わってしまった子もいれば、落ち着いて順調に勝ち進んだ子もいて、応援していた父兄はため息をもらしたり、歓声をあげたりしながらみんなの試合を遠くから見守ったのでした。

もちろん勝負なので勝つか負けるか、いずれかの結果は出ます。
これはあくまでも書き手の主観ですが、私は試合に勝つことだけが重要ではないと思っています。それよりも「勝つための努力と準備をどれだけしてきたか」ということの方がずっと大事だと思っています。

剣道は一対一。コートに立てば仲間に助けを借りることはできません。勝つために努力してきた自分を信じるしかないのです。だからこそ人より多く竹刀を振ってみる、普段の稽古の中で苦しいところをもう一歩頑張ってみる。何が足りなくて負けたのかを振り返ってみる。そうした日々の積み重ねがコートに立った自分の自信に繋がっていくのではないでしょうか。

試合を振り返るとつい私の方が熱くなってしまいますが、負けて悔しい思いをした子は、その気持ちを忘れないで稽古を頑張ろうね。悔しい気持ちは努力と研究への原動力になると思います。
あなた達はきっともっと強くなれる!そう信じています。



2年ぶりの錬成会

6月12日、埼玉県で開催された寄居錬成会に行ってきました。
山城剣友会からは小学生2チーム、中学生3チームの参加です。
この錬成会はなかなかハードで、半日で20試合弱の試合をこなします。

錬成会はいわば練習試合なので、勝敗だけにとらわれることはありません。
日頃練習している技を試してみたり、思いきったことに挑戦してみたり、新たな発見があるかもしれない、といった多くの学びがある場です。
そしてそれは何にも代え難い「経験」となって子供達の力になっていきます。

県外のチームと竹刀を交えてどう感じたか。力の差があったかな?それとも大差はないと感じたかな?
いずれにしても今日からの稽古に何をどう生かすかを「考える」こと。それが錬成会の醍醐味だと思うのです。

みんなヘトヘトになって帰りのバスに乗り込んだけど、こうして仲間と一緒に遠征に行けたこともいつかいい思い出になるんです。お疲れ様。
さぁ今日からまた稽古頑張ろう!


全国道場少年剣道大会

5月29日(日)穴切体育館に於いて第56回全国道場少年剣道大会山梨県予選が開催されました。コロナ禍のため無観客での開催ではありましたが、前夜は緊張と興奮で眠れなかったのは父兄である私だけだったとか⁇

小学生は残念ながら一回戦敗退となりましたが、中学生は3位入賞を果たし、3年ぶりに日本武道館で開催予定の全国大会に出場するチャンスをいただきました。選手もそうでない子も一丸となって、更なる大きな目標に向かって精一杯稽古に励んでいきましょう。

コロナが蔓延し、当たり前だった日常は一変。稽古すらできなかった日も多くありましたが、ようやく試合や遠征が再開し始めています。まだまだ我慢も制約も多い中ではありますが、こうして試合ができることに感謝して、努力と研究を重ねていこう


本当に斬れちゃうんだぞ

岡先生が真剣(本物の刀)を子供達に見せてくださいました。

この刀は岡先生が何十年も大切にしてこられた、とても価値の高いものだそうです。
刀を通して、道具を大切にする心や竹刀の正しい握り方、納刀の作法などを改めて教えていただきました。

真剣を初めて目にする子も多く、それこそ真剣な眼差しで岡先生の話に聴き入っていました。


本部審査会

5月7日に小瀬武道館において本部審査会が行われました。

山城剣友会からは7級から初段まで総勢22名が受審し、見事全員合格となりました。

いただいた合格証書は一人ずつ、岡先生から改めて授与していただきました。

初めての受審でドキドキした子、形だけは自信があると豪語してた子、落ちたらどうしようと心配してた子。
当日はみんながそれぞれの思いで審査に臨みましたが、全てを終えて武道館から出てきた子供達は本当にいい表情をしていました。こういう経験を積んで一つずつ成長していくのかもしれません。

また次の目標に向かって頑張っていきましょう!


卒団式

令和4年3月30日に2名の卒団式を体育館で行いました。
後輩に厳しく指導し、パワーいっぱいの柳本睦稀くん。明るく優しい京嶋大馳くん。
共に9年間と4年間の剣道人生の思いや感謝の気持ちを述べ、後輩や保護者に見送られながら卒団しました。
さみしい限りですが、先輩達に負けないよう、稽古に頑張りたいと思います(^^)
頑張れ、剣士達。