ライバル

10月9日(日)小瀬スポーツ公園武道館において令和4年度県下男子学年別剣道選手権・第49回県下女子学年別剣道選手権が開催されました。

当剣友会からは小学2年生〜中学3年生までの14名が出場し、小学2年の部では優勝と準優勝。中学2年の部では準優勝、中学3年の部では準優勝と3位入賞を果たすなど5名の選手が表彰台に立ちました。

学年別の大会ですから、当然同じ年齢の相手と戦います。
高学年以上となると、低学年の頃から剣道を続けている子も少なくないので、トーナメント表を見ると、普段一緒に稽古している同じ道場の仲間の他に、別の道場でも大会毎に顔を合わせる選手の名前が目に入ります。これまでの対戦の中で、いつももう一歩のところで勝てなかったり、五分五分の勝敗だったりの相手です。
何回勝ち進めばその選手と当たるか、トーナメント表をつい目で追ってしまいます。

「あの子には負けたくない、勝ちたい!」そう思える相手、つまりそれがライバルです。
ライバルというとなんだか敵対しているイメージがありますが、ライバルは敵ではなく、同じ目標を持つ同志だと私は思っています。だから試合の勝敗だけではなく、普段の稽古からその存在を意識し、ライバルに勝つためにより多く稽古し、努力し、時には相手のいいところを盗んだりと、ライバルがいることで自分を高めることもできるのです。
そういった意味でもそれぞれが良いライバルを持ってほしいと思います。

一方で、試合ってその日の波というか勢いというか、流れというか…、うまく説明できませんが目には見えない何かが自分に味方してくれる日もあるんです。そしてその逆も。
勝負は時の運、とも言われます。だから勝敗に一喜一憂するのではなく、試合が終わったらパッと切り替えて次の目標に向かってほしいと思います。

それにしても前回の市の大会に続き、小学2年生の部でワンツーフィニッシュを飾ったうちのツインズ。本当に素晴らしかった!ひたむきにコツコツ稽古を積んできたものが結果に結びついているのだと思います。前回はお姉ちゃんが、今回は妹が優勝。もしかしたらこのツインズもお互いが良いライバルなのかもしれません。本当によく頑張りました。おめでとう‼️