感染が少し落ち着いたタイミングを見計らって、岡先生がレクリエーションを提案してくださいました。子供達だけの食事会です。バイキング形式で焼肉もお寿司もスイーツも食べ放題。感染に注意しながら楽しい時間を過ごしました。
低学年の子供たちは親御さんが一緒ではない食事会はあまり機会のないことかもしれません。
でも大丈夫!中学生を始め、お兄さんとお姉さんたちがちゃんとお世話してくれます。焼肉の火でやけどなんかしないように代わりにお肉を焼いてくれたり、取りにくいお料理を取ってくれたり、ジュースをこぼさないように席まで運んでくれたり、各テーブルでそんな光景が見られていました。
でもこれは特別な日だけの事ではありません。普段の稽古の時でも同じです。道着や袴を上手に着られない子や、一人ではまだ防具が付けられない子の所にはいつも上の学年の子が傍にいて、手を貸してくれています。
なぜなら「大きい子が小さい子の面倒を見るんだぞ。」と岡先生がいつも子供たちに教えてくださっているからです。人を思いやり、弱いものを守ってやる心です。
小さい時、お兄さんやお姉さんにしてもらったことを自分が上の学年になった時、同じようにしてやれるようになってほしいものです。
また、例えば挨拶をする。ごめんなさいやありがとうが素直に言える。困っている人がいたら声をかけるなど、一見当たり前のように思えることができない子も多い世の中です。
しかし剣道を通じて、人として基本的な、でもとても大切なことを身につけ、実行できるようになることは、剣道が強くなることよりももっと大切なことかもしれません。
それにしてもこの日の子供たちの食欲はすごかった!
決して高いお肉でも高級なネタのお寿司でもなかったと思いますが、みんなで食べるご飯はきっと楽しくておいしかったのでしょう。
おなか一杯になって大満足。いい笑顔の写真がたくさん撮れました。