9月19日(月)、横浜武道館に於いて、神奈川県剣道道場連盟創立50周年記念剣道大会が開催されました。
神奈川県内の51団体と関東近県から25団体、合計76団体が参加した大きな大会です。
剣道の試合は3人〜5人制で、小学生は小学生、中学生は中学生といった同年代の枠で行われることが一般的です。
しかしこの大会は小中学生、高校大学一般の選手7人でチームが構成される特殊な形。山城剣友会からも11歳から40ウン歳の選手がワンチームとして出場です。
こんな試合もおもしろい!
だって普段稽古をつけていただているOBの先輩や先生方の試合を、子供達がチームの一員として間近で見られる機会なんて殆どないし、先鋒の子供から回ってくる襷を先輩達が受け取って、大将の先生まで繋ぐこともそうそうないからです。
そういう意味でも貴重な機会だったし、ある意味、老若男女全ての人達が対等に楽しめる、という剣道の醍醐味が凝縮されたような大会でした。
この年齢の幅の選手がワンチームとなり試合ができるなんて、小さな声で言いますが、他のスポーツ(厳密には剣道は武道ですが)にはなかなかないことかな、と思います。
また、一緒に稽古を積み、同じ時間を共有した仲間は年齢や性別に関係なく、ずっと長く繋がっていくような気がします。
子供達が成長して進学や就職で離れ離れになっても、まるで兄弟みたいにいつもどこかで仲間を気にかけたり、苦しかった稽古の思い出を笑い話にしたり、あの時の試合はこうだったと昔を振り返って盛り上がったりするのです。
こういう繋がりってすごく尊い。
そんなことを感じた一日でした。
それにしても県外の選手のスピードの速いこと。技の多さにも圧倒されます。
こんなふうに県外の選手の試合を見て刺激を受けることはとても大切。
この日、会場の雰囲気にのまれて緊張のあまり一言も口をきかなかったウチの小学生男子‼︎君は特にもっと頑張りなさいwww
この日は残念ながら一回戦で敗退。
早々に会場を後にしたので、帰りのSAでゆーっくり休憩時間を取っても夕方の稽古にはちゃーんと間に合いまして、息つく間もなく道場に向かったのでした。
選手を始め、応援に行ったご父兄、会場に駆けつけてくれたOB、皆さんお疲れ様でした。